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VPN・社内接続の記録|何が分かり、何が分からないか


VPN・社内接続の記録|何が分かり、何が分からないか

テレワークでは、社内ネットワークの外から業務システムに接続します。この接続の記録が、監視の土台になります。何が分かり、何が分からないのかを整理します。

接続の記録で分かること

分かること使い道
接続した日時と時間勤務時間の把握、不審な時間帯の確認
接続元のネットワーク公衆無線LANの利用、海外からの接続の検知
接続した端末貸与端末以外の利用、端末の識別
アクセスしたシステム権限外のシステムへの接続の確認

接続の記録は、端末側の記録より改ざんが難しく、証拠としての信頼性が高い傾向があります。端末の操作記録と突き合わせると、より確かな確認ができます。

VPNとゼロトラストの違い

VPNは、社内ネットワークに接続してから各システムを使う方式です。接続の記録はVPN装置に残ります。ゼロトラストは、システムごとに認証して使う方式で、記録は各システムに分散します。どちらを採用しているかで、記録の集め方が変わります。

VPNの場合は、接続ログを定期的に確認する運用が必要です。放置すると、退職者の接続が残っていても気づけません。

確認する頻度と観点

  • 日次:接続失敗の急増、通常と異なる接続元
  • 週次:深夜・早朝の接続、休日の接続
  • 月次:退職者・異動者のアカウントの残存、権限の見直し

日次で見るのは例外だけにします。すべてを毎日確認すると、担当者が疲弊して形骸化します。

記録の保存と突合

接続の記録は、端末の操作記録より保存期間が短いことがあります。機器の設定で保存期間を延ばせる場合があるため、導入時に確認してください。退職者の調査に必要になる期間は、あらかじめ決めておきます。

突合の考え方は監視 ログ 保存期間をご覧ください。テレワーク全体の設計はテレワーク 監視 方法にまとめています。

よくある質問

Q. 接続の記録だけで勤務時間は分かりますか。
A. 目安にはなりますが、正確な勤務時間ではありません。接続したまま操作していない時間もあるため、端末の操作記録や勤怠の申告と組み合わせて判断します。

Q. 海外からの接続はすべて不審とみなすべきですか。
A. 出張や海外拠点からの接続は正常です。事前に届け出られた接続先の一覧を作り、それ以外を例外として確認する運用が現実的です。

まとめ

接続の記録は、日時・接続元・端末・アクセス先の4点で整理します。日次は例外のみ、月次で権限の見直しを行い、端末側の記録と突き合わせることで、テレワークの監視が成立します。

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