F 機能・技術
リモートコントロール機能|できることと統制
監視ソフトには、画面を見るだけでなく、遠隔から操作できる機能を持つものがあります。便利な反面、使い方を誤ると大きな問題になります。機能と統制の両面から整理します。
できること
- 対象端末の画面をリアルタイムで見る
- マウスとキーボードを遠隔から操作する
- ファイルの送受信、遠隔からの削除
- 再起動・シャットダウン・ログオフ
- メッセージの送信、画面のロック
障害対応や設定の支援では、大きな効果があります。移動せずに済むため、対応時間が短くなります。
統制が必要な理由
遠隔操作は、端末上のすべての操作が可能になる機能です。誰が、いつ、どの端末を操作したかが記録されていないと、問題が起きたときに説明できません。次の3点を必ず整えます。
| 統制 | 内容 |
|---|---|
| 権限 | 操作できる者を限定する |
| 記録 | 操作した日時、対象、実行者を残す |
| 同意 | 操作中の通知、事前の説明 |
現場への配慮
遠隔操作が可能であることを、従業員が知っている必要があります。知らないうちに操作されると、監視への不信が強まります。操作中に画面へ通知を出す、操作の目的を事前に伝える、といった配慮が有効です。
通知の作り方は監視 通知文 の書き方をご覧ください。
監視との関係
遠隔操作機能は、監視の一部として提供されることが多い機能です。しかし、目的は「支援」であり「監視」とは異なります。支援のための機能と、記録のための機能を混同しないことが、運用を健全に保つ条件です。
機能の全体像は監視 機能 比較をご覧ください。
よくある質問
Q. 遠隔操作は従業員の同意なしにできますか。
A. 緊急の障害対応など、やむを得ない場合を除き、事前の説明と同意を前提にしてください。私的な作業中に無断で操作すると、信頼を失います。
Q. 操作の記録はどこまで残しますか。
A. 実行者、日時、対象端末、操作の概要を残します。画面の録画まで残すと、後の検証に役立ちます。
まとめ
遠隔操作は支援のための機能であり、権限・記録・同意の3点で統制します。監視の記録とは目的が異なることを踏まえ、現場に説明できる範囲で運用してください。操作の権限は、担当者の異動や退職のたびに見直します。権限を持つ人が不明のまま運用すると、記録があっても実行者を特定できません。権限の一覧を四半期ごとに更新してください。
iMonitor でできること
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