C 情報漏洩対策
画面撮影・スマホ撮影への対策|撮られても困らない設計
画面をスマートフォンで撮る。最も原始的で、最も防ぎにくい持ち出しです。端末側のソフトでは検知できません。撮られても困らない状態を作る発想が必要です。
なぜ防ぎにくいのか
スマートフォンのカメラは、端末の外にあります。ソフトが記録できるのは端末内の操作だけなので、撮影という行為そのものは残りません。画面の録画機能や、別の端末での表示も同様です。
「撮られたら終わり」の情報を、そもそも画面に出さない設計にすることが第一の対策になります。
撮られても困らない状態を作る
| 対策 | 内容 |
|---|---|
| 透かしの表示 | 誰の画面かを示す文字を重ねる。撮影した画像に残る |
| 表示権限の最小化 | 必要な人だけが機密画面を開けるようにする |
| 部分表示 | 一覧では個人情報を伏せ、詳細画面で初めて表示する |
| 撮影禁止の明示 | 就業規則と通知文で禁止し、違反時の扱いを定める |
透かしは、抑止と事後特定の両方に効きます。撮影した画像に社員番号や日時が写れば、流出したときに出所をたどれます。
抑止のための周知
透かしが入っていること、撮影が禁止であることを、実際に伝える必要があります。知らないまま撮影し、後から処分される事例は避けたいところです。入社時の説明と、年1回の注意喚起を行います。
禁止の根拠は就業規則に置きます。就業規則 監視 条項の書き方を参考にしてください。
記録と組み合わせる
撮影自体は検知できませんが、撮影の前後の操作は記録できます。機密ファイルを開いた時刻、画面遷移、印刷やコピーの操作です。「怪しい時間帯に何を開いていたか」を後から確認できる状態にしておくと、流出時の調査が進みます。
持ち出し経路全体の整理は情報漏洩 経路 の6分類をご覧ください。
よくある質問
Q. 画面の録画も防げませんか。
A. 端末内の録画ソフトは、導入状況によっては検知・制限できる場合があります。外部のカメラによる撮影は防げないため、透かしと権限で備えます。
Q. 透かしを入れても意味はありますか。
A. 抑止と事後追跡の両方で意味があります。完全に防ぐものではなく、撮影のハードルを上げ、流出時に出所を特定できるようにするための仕組みです。
まとめ
画面撮影は、透かし・権限の最小化・禁止の明示・前後操作の記録で備えます。防ぐ発想から、撮られても困らない設計へ視点を移してください。撮影が疑われる場面では、前後の操作記録を確認したうえで、本人への聞き取りを組み合わせて判断します。
iMonitor でできること
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