F 機能・技術
Windows・macOS・Linux混在環境の監視
Windows、macOS、Linux。同じ会社の中に複数のOSが混在するのは珍しくありません。監視の記録は、OSによって何が取れるかが違います。
OSごとの違い
| 項目 | Windows | macOS | Linux |
|---|---|---|---|
| 画面の記録 | 取得できる | 取得できる(権限の設定が必要) | 取得できる(環境による) |
| キー入力 | 取得できる | 制限がある場合がある | 環境による |
| アプリの制御 | 可能 | 可能 | 限定的 |
| 周辺機器の制御 | 可能 | 限定的 | 限定的 |
同じ製品でも、OSによって機能の範囲が変わります。導入前に、自社の端末構成で何ができるかを確認してください。
macOSの権限設定
macOSでは、画面の記録や入力の監視に、利用者による権限の許可が必要です。許可がないと、ソフトが入っていても記録が取れません。導入時に許可の手順を案内し、実施されたかを確認します。ここが漏れると「入れたのに記録がない」という状態になります。
Linuxの運用
Linuxは、ディストリビューションとデスクトップ環境によって挙動が変わります。UbuntuのLTS版を基準に検証し、それ以外の環境は個別に確認します。サーバー用途では、画面の記録より操作ログの取得が中心になります。
対応OSの確認はよくある質問をご覧ください。
混在環境の運用
OSごとに記録の粒度が違うと、比較が難しくなります。共通して取れる項目(ファイル操作、接続、印刷)を軸に集計し、OS固有の項目は補助的に扱います。全部を同じ粒度で見ようとすると、運用が破綻します。
端末の台数管理はライセンス 台数 数え方をご覧ください。
よくある質問
Q. macOSはWindowsと同じように監視できますか。
A. 記録できる項目は限られます。画面の記録や入力の監視には許可が必要で、周辺機器の制御も限定的です。導入前に、必要な機能が使えるかを確認してください。
Q. Linuxの全ディストリビューションに対応していますか。
A. すべてに対応しているわけではありません。UbuntuのLTS版など、対応が明示されている環境で検証することをおすすめします。
まとめ
OSが混在する環境では、記録できる項目が異なることを前提に設計します。macOSの権限設定を徹底し、共通項目で集計することで、運用の比較が可能になります。混在環境では、OSごとの担当者を決めておくと、権限設定の漏れや動作の違いに早く気づけます。全部を一人で把握しようとすると、確認が滞ります。OSごとの対応表を作り、できることとできないことを一覧にしておくと、現場からの問い合わせにもすぐ答えられます。
iMonitor でできること
本記事の内容を踏まえて、機能と導入条件を確認したい方は次のページをご覧ください。